どうも、アーリー出川兵団(@yasushi_crypto)です。
Twitterで仮想通貨の情報収集をしていると、いわゆるインフルエンサーのひとたちが
「ビットコインのドミナンスが~」とか「トランザクションが~」とか話しているのを聞いたことがあるかと思います。
私も仮想通貨を始めたての頃は、「その情報ってみんなどこで見ているんだろ?」と疑問に思っていたものです。
そこで本日は、ビットコイン、アルトコインの情報を集めるのに適した基本サイトを3つ紹介します。初心者向けです。
CoinMarketCap
CoinMarketCapでの様々な情報の見方、使い方を解説します。
それぞれの通貨の詳細を見る
こちらは公式サイトのトップページ。デフォルトではそのコインの市場価格での順位が表示されています。
この中から気になる通貨をクリックすると、さらに詳しい情報にアクセスできます。
今回は「モナコイン」を見てみます。
ここに書かれている情報は「MarketCap(市場価格)」、「Volume(取引高)」、「Circulating Supply(流通量)」です。
下の方を見ると、チャートが見れます。
さらに、チャート以外のタブを見ると他の情報も手に入ります。
例えば「Market」。
これを見るとモナコインがどの取引所で主に売買されているかを確認できます。
モナコインは主に、bitbank、zaif、bittrexで取引されていますね。
モナコインに関しては海外取引所の占める割合は15%ほどなので、「モナコインの認知度は海外ではまだまだ低そうだな~、大手海外取引所に上場したら値上がりしそう」といった考察もできます。
【関連記事】ツイキャスでモナコインの投げ銭ができるようになったよ!
取引所のランキングをみる
上の方のタブから「24 Hour Volume Ranking(Exchange)」をクリックします。
4/28現在のランキングだと、OKExが1位ですね。
その取引所で扱われている通貨の取引高ランキングを見ることができます。日本ではあまり話題になっていませんがEOSのvolumeがすごいですね。
OKExの公式サイトはこちら
2位、3位は安定のBinance、Huobiですね。
これらの取引所はとても使いやすいので私も良く使っています。特にBinanceにはめちゃくちゃお世話になりました。
海外取引所は手数料も安く使いやすいので、まだ登録していないという方は登録しておいて損はないと思いますよ。
ちなみに日本でNo.1の取引所は「bitFlyer」です。
アルトコインが販売所形式なのは残念ですが、取引所でビットコインを手に入れるなら板の厚いbitFlyerは使いやすいです。
あとは「ポイントサイトを駆使してビットコインをゲットしよう」の記事で紹介していますが、ポイントサイトで手に入れたポイントをビットコインに交換できるのもbitFlyerの魅力のひとつですね。
GlobalChartをみる
「Global Chart」をクリックします。
ここで見れる指標のひとつに「MarketCap(市場価格)の推移」があります。
見る範囲を限定するともう少し細かい情報が見れます。たとえば今年に入ってからの市場価格とかも見れます。
3月過ぎてから仮想通貨からごっそり資金が抜けていましたが、徐々に戻ってきているようですね。
更にこんな情報ものっています。
これがいわゆる「ドミナンス」ってやつです。
それぞれの仮想通貨の市場価格が全体に占める割合をグラフにしたものです。
上のは2013年からのデータ。下のは今年に入ってからのデータです。
赤矢印をつけたグレーの線をみてください。これは「Others」つまり、画像一番下に書かれている通貨以外の市場価格のトータルを表しています。
この「others」のみ現在では上向きで、他の通貨は横ばいですね。
少し上で見たデータと組み合わせると、ここ最近の傾向としては「市場価格は回復しているが、その資金の多くは割とマイナーなアルトコインに流れている可能性がある」っぽいなぁ~と考察することができます。
ドミナンス分析はDEGさんが毎日行っているので、とても参考になります。
4/28
ビットコインドミナンス:37.61%(-0.22%)
時価総額:4,109億USD(-53)
銘柄数:1,591(-7)中・低位アルトが主要アルトからもシェアを奪い出した。#CMCの主要アルトの入れ替えが無いことも原因 pic.twitter.com/cQPdTXONV3
— DEG (@DEG_2020) April 27, 2018
Bitcoinブロックチェーンエクスプローラ
このサイトはウォレットの提供もしているので、使ったことがある人もいるかとおもいます。
統計情報も載っているので、見てみると勉強になります。
今回は「未承認取引」を見てみます。リアルタイムではコチラから確認できます。
これはリアルタイムでの未確認取引を示しています。現在3000前後を推移しています。
この未確認取引数は、ビットコインを送金しようとする人が増えれば増えるほど大きくなります。
この2656という数字は皆さんには多く見えるでしょうか、それとも少なく見えるでしょうか?
歴史的にはこの数値はかなり低いと言えます。コチラを見てみます。
今までに20万を超えたこともありますね。私が仮想通貨を触り始めてからは2回ありました。BTCとBCHがシーソーゲームをしていた11月、お祭り騒ぎだった12月ですね。このときの送金手数料はめちゃくちゃ高かった記憶があります。
ビットコイン日本語情報サイト
こちらは仮想通貨の様々な情報を提供している便利サイトです。
初心者のかたは隈なく記事を読み込むと相当勉強になるかと思います。
今回はコチラからアクセスして、「過去24時間海外BTC価格」を見てみます。
ちょっと乖離している青い線が韓国のBTC価格、赤い線が日本のBTC価格です。
韓国では仮想通貨の投機熱が激しく、他の国と比べて2割以上の高値を付けることもあるので「キムチプレミアム」なんて呼ばれています。
この海外BTC価格で変な動きをする国があったら、それを監視してみてください。その動きを日本が追いかける格好になることがあるので、トレードの指標の一つにすることもできます。
最後に
以上、仮想通貨取引における情報収集に便利なサイトを紹介しました。
こういった統計情報を自分で確認できるようになると、他人の意見を鵜呑みにせず、自分で検証できるようになります。
「~が良い!ってよく聞くから~を買ってみた!」っていうのは良くないです。少しづつ情報収集の習慣をつけると、経験がついてよいトレードができるようになります。
まずは今日紹介したサイトをぐるぐるまわってみて、気になった言葉があったらググってみて下さい。何か発見があるはずです。それでは。