いまやかなり多くの学生が借りている奨学金。
そんな奨学金でも学生支援機構が提供している奨学金には、返還免除制度があることはご存知ですか?
これ、申請して合格すれば借りていた奨学金の
- 半額免除
- 全額免除
のどちらかを受けることができる神制度なんですよね。
まぁぶっちゃけ、これ合格するのがちょっと難しいのですが、せっかくなんでチャレンジしたいですよね。
ということで、今回は大学院生が奨学金返還免除を獲得する方法について考察します。
大学院生の奨学金に関する基本戦略
僕を含めて理系の学生は、大学院まで進学することが多いですよね。
そうなると学費だけでも親にかなりの負担をかけてしまうし、一人暮らしのために仕送りなんてもらおうものなら、家計は火の車になってしまいます。
そんな人を救ってくれるはずの奨学金。
しかし奨学金のほとんどは貸与型、つまりぶっちゃけていうとただの借金です。
後々返済しないといけません。
大学院までいって給料を貰わずに借金がだけが増えていくというなかなかカオスな状況なわけですが、本人は現実に気づいていないことが多々あるんですよね。
そんな我々大学院生にも一本の光がありまして、それは
- 給付型の学内奨学金、民間奨学金を獲得しよう
- 業績を上げて、学生支援機構の奨学金返還免除を狙おう
というものです。
順番に説明していきますね。
給付型の奨学金を獲得しよう
世の中には貸与型の奨学金だけではなく給付型の奨学金もゴロゴロあります。
申し込めそうなやつはバシバシ申し込んでみましょう。
ただしほとんどの給付型奨学金は、家計状況を考慮されるので、ある程度親が稼いでいる場合は給付型奨学金を受け取ることは難しいです。
そのため僕は大学院進学時に給付型奨学金には申し込むことはできませんでした。
そこでとった戦略が、次です。
学生支援機構の奨学金は200万円の返還免除を狙おう
日本学生支援機構の奨学金には、返還免除制度があります。
これに応募できるのは、
- 第一種奨学金(無利子のやつ)を借りた人が対象
で、
- 大学院で借りた分だけが返還免除の対象
- 各大学上位3割の学生が免除を受けられる
- 免除の種類は半額か全額免除のどちらか
といった制度になっています。
簡単にまとめると、返還免除に応募した学生の中で、大学内の上位3割に入ることができれば、返還免除されるわけです。
毎月88000円借りていたら2年で200万円。
200万円が返還免除って結構おいしくないですか?おいしいですよね。
超おいしい奨学金返済免除制度だけれども、そもそも返還免除に応募する学生は実は多くないんですよ。
また応募した人の上位3割に入ればよいので、上位3割に入ることを見越した大学院生活を営めば良いわけです。
実際にあっさりと免除が通った人もいますしね。
じゃあどんなことに気をつけて大学院生活を過ごせば返還免除を受けられるのかというと、奨学金免除に関わる項目を意識して生活しておけばオッケーです。
奨学金免除に関係のある項目はこんな感じだと言われています。
大学に寄りけりですが、、、
・学位論文その他の研究論文
・大学院設置基準第16条に定める特定の課題について研究の成果
・大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果
・著作、データベースその他の著作物
・発明
・学業成績
・研究又は教育に関わる補助業務の実績
・音楽、演劇、美術その他の発表会における成績
・スポーツの協議会における成績
・ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
引用元
さて、上の項目から考察して大学院生ができることと言えば、
- 論文を書く
- 学会に出る
こんな感じじゃないでしょうか。
つまりまっとうに研究をし、成果を出していれば、返還免除という形で報われる可能性があるということですね。
さぁ、研究頑張りましょう!
大学院生活中に副業をするのもありです
ここまでは奨学金について語ってきたものの、奨学金だけだとキツイこともありますよね。
僕はいまでこそ辞めてしまいましたが、バイトを掛け持ちしていた時期もありました。
いや~つらかったですね。。。
じゃあバイトをしていないいまはどうやって収入を得ているの?というと、いわゆる副業をしています。
コツコツ副業を続けてきたこともあり、
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副業についてはコチラの記事でまとめていますので興味のある方はどうぞ。
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