学部から大学院まで研究を行っていれば、学会発表の機会が何度か訪れると思います。
こんな疑問に、現在修士2年で10回以上学会発表をしてきた僕がお答えします。
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どんな学部生、大学院生が学会発表をするのか
学部生や大学院生といった比較的若いタイミングで学会発表するのは、
- 研究室の方針で学会発表に参加する
- 研究成果が実って、パブリッシュ前に学会に参加する
といったケースが多いです。
学会発表の有無は、研究室の方針に依存することが多い
ぶっちゃけた話、学生で学会発表をする場合は、この「研究室の方針」のケースがほとんどです。
研究の世界ではある程度定期的に成果を挙げなければならないので、教授陣も必死です。
そして学生による学会発表は、教育実績にもカウントされるので、研究室の方針として学会発表を強制される可能性があります。
学会発表はちょっと準備がめんどうだけど、そんなに悪いものではないので、学会発表を強制されてもそんなにネガティブにならなくて大丈夫です。
学会発表が不安な人は、僕がこれから紹介する「学会発表のコツ」をよんで対応してください。
論文を世に出すタイミングで発表する
このケースはどちらかというと稀なケースです。
めちゃくちゃ頑張ったか、テーマに恵まれたかのどちらかでしょう。おめでとうございます!
こういった方は、学会発表で特に心配する必要はないと思っています。
なぜなら論文投稿に際して、その研究の背景や類似研究、その論文の弱点についてあらゆる観点から既に検討しているはずだからです。
こういった方は、プレゼンの質を高めるために、プレゼンのコツの本を読んでおくと自分の研究がより上手に伝えられるようになると思います。
学部生、大学院生のための研究発表のコツ
研究発表にも抑えるべきコツがあります。
- 事前準備が肝
- 他人にチェックしてもらう
- 想定質問集を作成する
この点は必ず押さえましょう。
事前準備を怠らない
ポスター発表ならそんなに準備はいらないですが、口頭発表ならちゃんと事前準備しておくのが良いです。
口頭発表のプレゼンテーション資料を作成する際には、
- ストーリー、構成を作る
- 重要な点だけ肉付けする
- そこで軽く発表練習をし、発表にかかる時間を調べる
- 余った時間を埋めるために、資料に情報を付け加える
こんな順番でやると上手くいきます。
まずは絶対に外せないポイントについての資料を作り、徐々に肉付けしていくのがオススメです。
友達や同僚、上司にチェックしてもらう
自分が納得する資料ができたら、あなたの友達や同僚、上司にチェックしてもらいましょう。
この時注意するのは、
- 本番のつもりでやり、原稿は見ない
- 練習風景は動画撮影または音声を録音する
- 同僚からの感想、改善要望、質問などに意識を向ける
といったポイントです。
ちゃんと他の人に見せることのできる資料をなる早で作成し、本番同様の発表を披露しましょう。
そうすると相手もなんらかの感想や改善した方が良いポイントを教えてくれたり、研究内容について質問してくれたりします。
これらの指摘された点に丁寧に対応した資料とプレゼンスタイルを作り上げると、学部生や大学院生とは思えない発表ができるようになりますよ。
動画か音声を録音して、自分の発表の様子を振り返れるようにするのを忘れずに。
国際学会の場合は、原稿、想定質問をきちんと考えよう
国際学会の場合は、慣れない英語での発表が必須です。
そんなときこそ事前準備をいかに入念にやるかで成果が変わってきます。
具体的にやるべきことは、
- 原稿をちゃんと作る
- 何度も音読して練習する
- 想定質問集を作成する
- 英会話のトレーニングを積む
これだけです。といってもこれが結構大変なのですが。
まずは原稿を丁寧に作ります。原稿が出来上がったら、その原稿がスラスラと出てくるまで声に出して練習しましょう。
原稿感を相手に感じさせないようになるまで練習できれば完璧です。
国際学会で重要なのは、想定質問集を念入りに作りこむことです。
これをやるだけで半分以上の質問には答えられますし、何よりも余裕と自信が生まれます。
想定質問集を考えることは、これまでとこれからの研究の方向性を検討するうえでも非常に役に立つので必ず行いましょう。
国際学会を楽しむために英会話の力をつけよう
学部生や大学院生で、国際学会への参加はなかなかハードルが高いですよね。
国際学会ともなれば、英語での発表、質問、コミュニケーションが必須です。
この英会話の力っていうのはすぐに手に入れられるものではなくて、ある程度の期間時間をかけてトレーニングをする必要があります。
そこでオススメかつ僕も実践しているのが、「オンライン英会話の無料体験を受講しまくる」です。
この手法は、
- 2か月以上、無料で英会話の機会を得られる
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他にも無料体験講座を提供しているオンライン英会話サービスをまとめているのでこちらの記事もどうぞ。